加悦鉄道 加悦駅展示車両(昭和51年)

加悦鉄道は国鉄宮津線丹後山田駅(現在の京都丹後鉄道与謝野駅)から加悦を結ぶ非電化の私鉄線でした。 丹後山田までの貨物輸送が主体の盲腸線でしたが、古典車両がそろっている私鉄線としても有名でした。 古典車両は昭和53年11月に加悦駅構内で「加悦SLの広場」として整備されるまでに発展しました。 しかし本業の鉄道線は昭和59年2月の国鉄ダイヤ改正で、宮津線の貨物列車が廃止されたことでその使命はたたれ、昭和60年4月30日をもって廃止となりました。 廃止後も「SL広場」は、平成8年11月に旧大江駅構内跡に移設して車両が保存されていましたが、令和2年3月31日をもって閉園しました。
ここに展示した画像は、「加悦SLの広場」開設前の昭和51年8月27日に加悦駅構内で撮影した記録です。 鉄研の夏合宿での訪問でした。この時期は、国鉄蒸気機関車全廃直後で、国鉄旧型電機・国電を主体に追っていたこともあり撮影枚数はわずかでした。 また、沿線での撮影記録もなく残念でたまりません。

加悦駅構内 古典気動車、ダブルルーフ客車、蒸気機関車が並んでいます

古典蒸気機関車
1Bタンク120形、1Cタンク1260形等多彩な顔ぶれでした

こちらは国鉄蒸気機関車 左:1261(木次線で活躍)とC58-390 右:C57-189

C57-189の手前にはドイツから輸入されたハブ3客車がありました

キハ101形ガソリンカー

キハ101と加悦駅

キハ51形 元芸備鉄道キハユニ18

旧国鉄客車オハ62にディーゼルエンジンを搭載し誕生したキハ08形
鉄研夏合宿の集合写真のみの撮影に終わりました



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