同和鉱業小坂線(昭和53年)

同和鉱業鉄道、西の片上鉄道があまりにも有名ですが秋田県鉱物関連の輸送線として、 大館から小坂線と花岡線が営業しておりました。
小坂線は大館から鉱山のある小坂を結ぶ全長22.4qの鉄道線、昭和50年頃までは 順調に営業を続けておりましたが時代と共に輸送量が減少し、、平成元年10月に 同和鉱業から小坂精錬に譲渡され、「小坂精錬小坂鉄道」として再出発しました。 しかし好転はは見られず、旅客輸送の赤字が貨物輸送の利益を圧迫するようになった為、 平成6年9月30日限りで旅客輸送は廃止されました。その後貨物専業鉄道となり 今に至ておりますが、廃線の検討をしているとの情報があります。
私の訪問は昭和53年12月30日です。正月を前に前日より降り始めた雪で、ようやく 正月らしい景色となった日でした。30年近く前の撮影で、記録がきちんと取れておらず あやふやなところがあります。御指摘いただければ幸いです。
なお、花岡線は未訪問に終わりましたが、同線は昭和58年に貨物輸送が廃止、 昭和60年3月31日に旅客営業も終了し廃線となりました。

大館駅では貨物列車がお出迎えです

大館駅に到着するキハ2100型(左)、停車中の スナップ(右)

大館から終点小坂まで列車に揺られてきました、 小坂駅に到着

小坂にて、まず貨物列車を撮影 左:駅ホームから 後追いで撮影 右:小坂駅付近

小坂駅構内

キハ2100形、当時としてはなかなか近代的な 気動車でした

小坂駅に保存されているナロー時代の蒸機11号と 貴賓車ハ1号


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