栗 原 電 鉄
栗原電鉄。宮城県北部の東北本線石越駅から栗駒高原ふもとの細倉を結んでいた鉄道線です。
「くりはら田園鉄道」と言えばピンとくる方が多いのではないでしょうか?
栗原電鉄は平成7年3月31日までの社名です。社名からわかるよう、同鉄道はこの時まで電車
による営業が行われてました。同時に沿線は鉱山資源及び農林資源にも恵まれており、貨物輸送も
盛んでした。
しかし、鉱山開発の衰退ともに輸送量も減少し、昭和62年3月で貨物営業は廃止。
旅客輸送も衰退の一途をたどり、平成7年4月1日から経費に有利なレールバスによる運行と
なりました。社名も「くりはら田園鉄道」となり懸命に生き残り策を取ってきましたが、
残念ながら平成19年3月31日の運行を最後に廃線となりました。
ここでは、電車が走っていた「栗原電鉄」時代の記録の紹介です。
栗原電鉄 昭和54年9月訪問
若柳付近を走る 下:2両編成での運転も見られました 昭和54年9月24日 |
車庫は石越駅から2つ目の若柳にありました。
電動制御車M15形(左)と付随制御車C15形(右) 昭和54年9月24日 C15形は石越駅にて |
貨物輸送に活躍したED35形(左)とED20形(右) 昭和54年9月24日 |
車庫にて憩うM15形 昭和54年9月24日 |
若柳駅から車庫を望む 昭和54年9月24日 |