くりでん乗車会(平成23年11月)

平成19年3月31日をもって廃止となったくりはら田園鉄道は、廃止された同年から体験乗車会等が開催され、くりでんの資産や 貴重な鉄道産業遺産に興味を注いでおりました。こうした動きに、栗原市は平成22年に若柳駅に鉄道公園を整備し、若柳駅から石越駅側 (片町裏信号所)へ約500mの区間を往復運転する動態保存を開始した。動態保存は、同年4月10日に発足した「くりでん保存愛好会」 の手により運営されております。
運転日は、原則、6月から11月の毎月第2日曜日とされております。平成23年11月13日、平成23年度最後の運転日に訪問しました。

鉄道公園の中心施設として整備された若柳駅

改札口付近は、現役当時の名残があります

若柳駅構内

車庫の残っており、車庫内にはKD95が休んでおります

くりはら田園鉄道の歴史が記された記念碑

   ◆ 保存された車両たち

乗車会の主役、同鉄道で最後まで活躍したKD95
訪問客が多く、発車待ちの列車のようです。とても廃止された鉄道には見えません

M153(左)とKD11(右)

ED203、兄弟車ED202は、 細倉マインパーク前駅跡に保存されております

DB101、後は明治生まれのト102・103と大正生まれのワフ74


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