東武鉄道熊谷線

埼玉県熊谷市といえばラグビーの町、真夏には日中35度を越す猛暑の町等のイメージを お持ちの方が多いと思います。おっと、鉄道ファンのあなたなら秩父鉄道・C58363の起点 の町であることを思い浮かべるでしょうか。しかし20年前まで東武部鉄道熊谷線の起点駅で あったこと覚えていらっしゃいますか?
東武部鉄道熊谷線は国鉄(当時)熊谷駅から熊谷市北部の妻沼町までの10.1kmを結ぶ非電化 ローカル線で通称妻沼線と言われていました。本来は利根川を渡り群馬県の太田市まで伸びる 予定でしたが、モーターリゼーションの影響により年々旅客数は減少し工事は中断したまま。 私が訪問したのは昭和56年8月6日、この当時から廃止の噂があり反対運動も行われていましたが、 昭和58年5月31日廃止となりました。

1.熊谷線の車両

熊谷線はキハ2000と呼ばれた湘南型の顔をした気動車でした。
塗色は当時の東武標準色のクリーム色、この塗色は「下地色」とも呼ばれ評判はあまり よくありませんでした。
室内はクロスシートでした。 妻沼駅にて

2.妻沼駅点描

乗降客はそれなりにあったと思われますが・・・
右写真は妻沼駅構内(だと思います)、妻沼駅には車庫がありました

3.妻沼−大幡間を行く2000系



     【ローカル私鉄】トップへ戻る