上田交通 丸窓電車が走っていた時代
上田交通は、北陸新幹線上田駅から別所温泉に至る11.6kmの鉄道路線ですが、平成17年10月3日から上田電鉄に移管されて、現在は上田電鉄となっております。
沿線は塩田平と呼ばれる田園地帯ですが、ここは「信州の鎌倉」とも呼ばれる由緒ある地域です。
上田電鉄は別所線とも呼ばれておりますが、そのルーツは丸子鉄道にさかのぼります。
戦後合併を繰り返し、古いファンには懐かしい真田線・丸子線などがあったことに由来しております。
このような歴史から、車両も変化に飛んでおりました。自社発注の車両もあれば、譲渡車もありました。
いずれも旧型車で人気がありましたが中でも「丸窓電車」と呼ばれたモハ5250型は上田交通の顔として君臨し、現在は保存されております。
これらの車両は多少の入れ替わりはあったものの、1500V昇圧化される昭和61年9月まで活躍を見ることができました。
丸窓電車5250形 別所温泉駅 昭和54年5月31日 |
別所温泉駅を出発していく丸窓電車5250形
右に停車中の電車は元神中鉄道のクハ252 昭和54年5月31日 |
上田行き列車 下之郷駅を発車(後追い撮影) 昭和54年5月31日 |
丸窓電車が行きます 下之郷−大学前 昭和54年5月31日 |
学生の乗車で活気あふれる車内 昭和54年5月31日 |
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